老化を防ぐ抗糖化食品をご紹介しています
  1. 老化を防ぐ抗糖化食品でアンチエイジング!

老化を防ぐ抗糖化食品でアンチエイジング!

老化を防ぐ抗糖化食品でアンチエイジング!

抗糖化食品

1. 糖の代謝を促進する食品

抗糖化食品にはその対策の方向性によっていくつかの種類があります。対策その1としてこちらで紹介するのは、糖の代謝を促す方法。摂取した糖を早いとこ代謝してしまえば、余分な糖としてたんぱく質と結びつくこともありません。ひいては糖化を防ぐのに役立つというわけです。

糖の代謝を促進するために摂るべき栄養素の代表格はビタミンB1。ビタミンB1が多く含まれるのは豚肉ですね。中でも豚ヒレ肉や豚もも肉、次いで豚ロース肉は含有量が多いようです。そのほか、うなぎの蒲焼き、鯛、グリーンピース、枝豆などもビタミンB1が多い食品です。しかしこれらを焼いたり揚げたりするとAGEsが増加してしまいますので、茹でる・蒸すなどの調理法が望ましいでしょう。

また、αリポ酸やコエンザイムQ10も抗糖化に役立つ栄養素と言われています。これらは糖がたんぱく質と結びつく前にエネルギーに変えてくれるだけでなく、アンチエイジングに欠かせない抗酸化作用も持っている、とても頼れる栄養素です。この2つは野菜や肉などにも含まれますが、含有量が非常に少なく、食事から必要量を摂取するのが難しいので、サプリで補うのがいいでしょう。

2. 糖の吸収を抑える食品

では今度は食事による糖化対策その2、摂取した糖が吸収されるのを抑える方法を見てみましょう。糖の吸収を抑える食べ物を5つご紹介します。

まずは緑茶です。緑茶に含まれるカテキンはブドウ糖の吸収をゆるやかにする作用があるので、ご飯やスイーツと一緒に飲むといいですね。次に玄米。玄米は血糖値の上昇を抑える働きがあり、ミネラルやビタミンも含んでいます。糖質の多いカレーやおいなりさんのご飯を玄米に変えるだけでずいぶん糖の吸収がゆるやかになります。あとは豆乳、青魚、そしてきのこ類などがおすすめ。毎日の食事にこの5品を加えるのは比較的難しいことではありません。是非試してみてください。

また、抗糖化という面では食品に含まれる糖だけでなくAGEsの吸収を抑えるという点にも着目したいですね。加工肉や高熱で調理された肉やイモなどに多く含まれるAGEsの吸収を抑えるための強い味方は、食物繊維です。わかめやこんぶ、焼き海苔、豆類などに食物繊維は多く含まれていますので、AGEs多めのメニューのときには納豆やわかめのお味噌汁などと一緒に食べるといいですね。

3. 糖化そのものを阻止する食品

では最後に食事による糖化対策その3、糖化という現象を阻止する方法について見てみましょう。糖を摂取して吸収され、代謝も追いつかない、つまり1と2の砦が崩されたときの最終手段とも言えますし、また3がしっかりしていればあとは大丈夫とも言えます。

さて、糖化を阻止してくれる食べ物の第一位はというと、生姜です。糖化阻止率はなんと93%。また、生姜には抗糖化作用だけでなく抗酸化作用もあるので、アンチエイジングにはダブルでうれしい効果をもたらしてくれます。生姜は煮物や炒め物にも使いやすいし、また寒いときには生姜湯なんかもいいですね。是非積極的に摂るようにしましょう。

2位以降は、シナモン→クミン→お茶→黒胡椒→バジル→リンゴ→レモン→ニンニク→オレンジと続きます。上位を占めているのがほとんどスパイスなので、これはお料理にも取り入れやすいですね。毎日の食事にほんの少し気を使うだけで糖化を阻止できるならば、やらない手はありません。抗糖化食品1、2と合わせてバランス良く試してみてください。

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